毎月9日は9条スタンディング!
生活者ネットワークは、18年前から「毎月9日に練馬駅前で平和へのメッセージを掲げて1時間立つ。」という「9条スタンディング」を続けています。
とはいえ、私がこの活動に参加し始めたのは、2年前からです。生活を回すのに日々にいっぱいいっぱい。。。でしたが、2021年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、その攻撃の様子をニュースで見て、「何やってんだ?戦争なんてやっていたら、子どもたちのための活動も、食の安全も、環境問題への取り組みも人権問題も世界中の全ての活動が台無しじゃん!!」と怒りが湧いてきました。SDGsなんて言っている場合じゃない。ミサイル攻撃に泣き叫ぶ子どもたちの映像に、こんなことが今の世の中で正当化されることがあるなんて!
そんな時、9条スタンディングに声をかけられたのでした。「戦争反対の意思を示すだけって、ただの自己満足じゃない?意味があるの?」それまでそんな風に思ったり、「こういうのに参加って、どう思われるのかな?」人の目も気になっていました。
参加してみると、何も言わなくていいので、気負わず参加しやすい。恥ずかしかったら、メッセージボードでなんとなく顔も隠せる。平和活動のはじめの一歩にちょうどいいアクションでした。月に一度、平和について、考え、仲間と時間を共有する。すると、普段の生活の中でも反戦平和について考えたり、ニュースなどメディアに対するアンテナが向いていく。それについて、身近な人と話をしたり。スタンディングやデモの、その先の具体的な平和外交や政府や自治体への請願書などの行動をしている人から、話や学習会などの情報を聞くようになり、日本が今、どんな状態なのか。スタンディングという小さなアクションから、ぐんぐん思考は広がっていきました。そうか、こんな効力がスタンディングにはあるんだ。自分のためのスタンディング。もちろん、そこでストップしてもいいと思います。そこから次のアクションに進んでいくもヨシです。
「平和と反戦活動はセットなのよ」そんな言葉にも出会いました。生まれた時には身近に戦争がなかった「平和な時代」を生きてきた私たちの世代には実感があまりなかったけれど、考えてみれば人類の歴史は戦争の歴史と言っても過言ではありません。平和には私たちの「不断の努力」が必要だったのだ。そう、日本国憲法にもそうしっかり書いてあった!
憲法9条をはじめに、日本国憲法を読み直す大きなきっかけにもなりました。
9条スタンディングのご参加、お待ちしています!