児童館の指定管理者制度の導入について
今回の2025年第二回定例区議会では、新たに「北大泉児童館及び北町児童館に指定管理者制度を導入し、開館日及び開館時間を拡大するほか、規定の整備を行う。」という練馬区児童館条例の一部を改正する条例の議案がありました。
区は直営の児童館を指定管理者制にしていくことで、開館日と開館時間を拡大していくとのことです。区では児童館での中高生タイムを実施していますが、中高生が専用で利用できる時間や曜日は限定的であるため、今回の一般質問でも中高生の休日・放課後の居場所の充実を求めました。例えば文京区の「b-lab」のように、子どものいろんなことを「やりたい!」という気持ちに寄り添えるプロの方たちがその専門性を活かし、施設を運営できるのがよいと考えます。
その視点から今回の議案に対しては、「改めて指定管理者制度を導入する際には子どもについて専門性のある人たちがそのスキルに誇りを持って仕事をし続けられる労働環境など十分な処遇を求めて」可決としました。
導入後は、指定管理者制度の導入目的が人件費等の削減になっていないか、職員の適正な労働条件を確保しているか、何より子どもの権利の視点で事業がおこなわれているか、しっかりチェックしていきます。