10 月施行!「労働者協同組合法」は何を後押ししてくれる法律?

『「私のまち」で働きたい人のためのフォーラム』に参加しました。

10月1日から「労働者協同組合法(ワーカーズ法)」が施行されたことを受けての学習会。今までにない、けれども必要とされる仕事を作ってきた、「企業組合あうん」の荒川茂子さんのお話をうかがいました。「企業組合あうんは 元野宿者・失業者が始めた仕事おこしの取り組みです。使い捨てではない労働、生きがいと誇りのある働き方を実践しています。」(企業組合あうんのHPより)。リサイクルショップ・家財片付けなどの便利屋さん・地域のコミュニティ食堂などの事業を行なっています。現在の形は企業組合ですが、労働者が自ら出資して主体的に経営に参画する「あうん」の働き方はまさにこの法律が目指している働き方ではないでしょうか。

「労働者協同組合法」により、会社やNPOよりも法人格が取りやすくなるとのこと。今までになかった、あったらいいな…という仕事がどんどん作り出されていく。そしてその働き方、活動への関わり方もみんなで決めていく。そして、地域が元気になっていく。自分らしく生きがいを持って働く…共同労働への挑戦は、まだまだ続いています。

「あうん」さんの報告は聞いていてとてもワクワクしました。「労働者協同組合法(ワーカーズ法)」も制定して終わりではなく、実情に沿った活用、働いている人々の現状も考え続けなければと思います。