大雨のとき、石神井川や白子川が”もわ~ん”とにおうのは?
大雨の時に、石神井川や白子川が“もわ〜ん“とにおう!
のは、23区の下水道の約8割が「合流式」
といって、雨水も下水と一緒に処理されているからです。
なので、雨水が多いと、排水が壁(堰)を越えて、生活排水(トイレ排水も💩)も雨水と一緒に川に流れ込んでしまうのです。
<私たちにできることは?>
・雨水はなるべく土や雨水タンクなどへ。一旦貯める。それを使う、流すのは雨量が減ってから。
川が溢れないように!近頃集中豪雨が多いです!
・洗濯やお風呂の排水は、なるべく雨が弱まってから。
・使うなら自然分解しやすい石けんを使おう。
・使った皿や鍋は古布で拭き取り油を流さない。などなど。
先日、グリーンインフラの学習会で聞いた、「雨庭」の考え方も大切だと思いました。雨庭についてはまた、報告します。
毎年やっている石神井川の水質調査では、見た目は透明で数値はそんなに変動ないけれど、やっぱり少し臭います。それでも、40年近く前から川の調査をやっている先輩がたにお話を聞くと、以前は石神井川も「泡だらけ」ですごく汚れていたけれど、今は昔と比べてだいぶキレイになったとのこと。
石神井川の南田中橋付近の親水エリアでは、事前に練馬区に申請すると川に入れます。ヌマエビやアブラハゼなどの魚や、カワセミなどもみられます。
身近な石神井川で生き物を見ると、なるべく汚れた水は流さないようにしようと思います!何よりも、楽しいですよ。