2025年度練馬区予算に対する要望書を提出しました
生活者ネットワークは「生活者の声を議会に届ける」ことを大切にしています。
区が何にどう取り組むのかは「予算」にかかっているわけで、生活者の声を議会に届けるには、毎年の予算要望は、実は超重要な活動なのです。
◎予算要望書を見ていただくと私たちがどんなことを軸に活動をしているのかがよくわかると思います。今年、私たちが出した予算要望は71項目。重点項目(抜粋)は以下のとおりです。
↓※昨年までに区から回答があったものは抜いています。(塩回答でも。。)
〇ひとり親家庭ホームヘルプサービス
ひとり親家庭ホームヘルプサービスは「子育て・子育ち支援」として重要と考え、制度改善を要望した結果、2024年度から1時間当たりの報酬単価が増額された。しかし、0.5時間単位の制度が導入されたことで、実質の報酬が下がり、事業の継続が難しいと登録事業所から聞いている。実態を把握し、改善に向けて事業者と協議すること。
〇食を介した介護予防は重要
一人暮らし高齢者が増加する中で、食を介した介護予防は重要と考える。区は、食を介した介護予防として「食のほっとサロン」を主要事業として位置付けたが、活動団体は昨年度から1ヶ所増にとどまっている。「安上がりな福祉」では持続可能な事業にならない。適正な報酬を検討すること。
〇子ども・若者が希望を持てるまち
子どものSOSを受けとめ、人権擁護、救済のために調査権・勧告権をもつ子どもの人権オンブズパーソンを設置すること。
〇中高生の居場所事業の拡充
子ども家庭庁が示した子どもの居場所づくりに関する指針でも「居場所がないことは孤立、孤独の問題と深く関係しており、子どもが生きていくうえで居場所があることは不可欠」と明記されている。子どもを取り巻く環境や課題は多岐にわたり、特に中高生年代はより深刻になっている。児童館の中高生タイムの時間延長を含め、居場所事業を拡充すること。
〇国任せにしないエネルギー政策
国を動かすのは地方自治体です。区民の安全な暮らしに関わるエネルギーについて国任せにせず、原子力、石炭火力は2030年にはゼロ、2050年には再生可能エネルギーを100%にするよう国に求めること。
〇2025年度より始まるプラスチックの再資源化に向けた周知徹底を
資源循環促進法第33条大臣認定で進めるにあたり、説明会(含青空集会)を全域で開催すること。また、若者向けには、SNS等を活用し、内容も若者向けにすること。第一に、発生抑制を区民に周知徹底すること。そのうえで分別の協力体制を確立すること。
〇地域から平和を! 子どもも大人も憲法・平和について学ぶ場をつくること。
ひとりが課題に感じていることは、きっとたくさんの人にとっても関係ある事のはず。共感するわ!もっとここを突っ込んで!などなどご意見がありましたら、ぜひお寄せください。