陳情 「給食の牛乳を選択制にしてほしい」が不採択に…
文教児童青少年委員会で「学校給食における飲用牛乳の対応に関する陳情」を審査しました。
陳情者の要望は
◯牛乳を飲むことによる体調不良や特定の食物摂取制限の理由で飲めない児童生徒が、診断書なしでも牛乳停止届の提出によって停止できるように
◯アレルギーが理由の場合は、診断書の提出を毎年求めず、一度でも診断されたら卒業まで継続して牛乳が停止されるように
◯上記のことを保護者に通知するように
というものです。
学校給食の牛乳は成長期の子どもたちにとって、とても大切な栄養です。しかし、毎日一定数は飲めない、飲まないのに提供され、廃棄され続けています。SDGsの観点で資源を大切にすることや、給食費が無償化され税金で負担していることからも「もったいない」。
私たちは、区の牛乳の利用数が減ったとしても、1本あたりの価格が変わらないこと、供給できなくなることはないことを確認しました。
そして、牛乳の栄養価をしっかり伝えた上で「子どもたちが納得して飲む、飲まないを選べること」が良いのではないかと考え「採択」としました。
しかし、反対多数で「不採択」となりました。
◎給食の目的は栄養摂取だけではないはずです。子どもたちにとって給食が楽しい時間であってほしいと思います!
↑7月に伺った武蔵野市の給食見学にて。武蔵野市は牛乳選択制を導入しています。ごはん(米飯)の日は麦茶も。練馬区の牛乳選択制は不採択になったのにこんな写真ですみません。久々の給食の試食がうれしすぎました。