災害時のトイレの話!

「災害時に大切なトイレの話〜自治体としてどう備えるか〜」NPO法人日本トイレ研究所の加藤篤さんの学習会に参加しました。

今回は全般的は一般住宅や、避難所で、自治体が設置するトイレの話でした。

◯とにかく、食糧よりも、まずトイレの整備!(安全が確保できたら)

◯外部支援はすぐ来ないからまず、自前でできるように!

◯そのためには、行政における「トイレ司令塔」を明確化しておくこと。

練馬区でも一生懸命備えるよう呼びかけている「携帯トイレ」ですが、メーカーによって、吸水量や使い勝手が違うので、規格を得たものを備蓄した方が良いとのこと。規格適合評価はコチラでできます。(リンク)

私が今、一番関心があるのは集合住宅のトイレ対策。今回は全般的な内容だったので、それに絡めて携帯トイレのことなど加藤さんに質問をしました。

Q.携帯トイレの使用後の保管の仕方で推奨する方法はあるか。

A.主に避難所では過去の様子だと↓

①避難所ではまずトイレ内に一時置き場を設置(個室の外に段ボールなど)

②次にトイレの外に大きな蓋のできる容器に貯めていく。

③清掃事業者など回収業者が取りに来れるところへ。

※携帯トイレの使い方はほとんどの人が知らないので、多くの場合、初期はトイレに人が張り付いて説明していたそうです。トイレが汚れると避難所の状況も悪くなるのだそう。トイレが清潔に使われていることはストレス・衛生・健康面においても重要なことです。

※滞留させないことが大事※とのこと。また、

※一般の可燃ごみと違いがわかるように袋の色を変えるなどの工夫があった方が良いとのこと。

横浜市港北区の避難拠点に配備されている、誰もがすぐに避難所のトイレを立ち上げることができるようにまとめた防災トイレスターターキットはマネしたいです。

<防災トイレスターターキット>BOXに入っているもの。これがあれば、誰でもとりあえず、避難所のトイレが設置できるキットになっています。

①携帯トイレ100回分

②トイレットペーパー(密封)4つ(男女で2個ずつ)

③ウェットティッシュ20個(共用部分などの消毒用)

④消毒液 5年間使用可能のもの

⑤ランタン電池付き4つ(男女の個室と共用部分に置けるように)

⑥運用マニュアル A32つ折り5部

⑦携帯トイレの使い方ポスター8部(入口・個室とあらゆるところで周知)

⑧掲示物(各種サイン:使用禁止・水を流さないで・携帯トイレ専用のゴミ袋です)

⑨防犯ブザー(4つ:男女各2個づつ)

⑩ポリ袋10枚入り✖️4袋

11.スリッパ(2セット)※衛生的にトイレ専用の履き物を作った方が良い

12.養生テープ 2個

13.虎テープ 立ち入り禁止・使用禁止などを知らせるため

14.雑巾 男女:5枚ずつ

です。前出のNPO法人日本トイレ研究所に相談しながら作ったとのこと。

また、仮設トイレが来た場合の設置場所はちゃんと考えておかないと大変!だそうです。

Q.そのチェック項目は?

A.・雨に濡れずに行けるか

・段差など少なく、転ばないよう、配慮

・男女別のエリアになっているか

・運搬しやすいか。バキュームカーが入って来れるか。など通常時に清掃事業者やバキューム業者も一緒の合同訓練もやった方が良いとのこと。

練馬区でもマネしたい事例も多く紹介されていたので、区の状況を確認しながら有効なものを提案していき、被災時に、トイレが不衛生だから行きたくない、という事態にならないよう、備えていきたいと思います。

集合住宅についての本も紹介していただいたので読んでみようと思います!

非常用トイレの前に貼っておきたいポスター