公的保育と区立谷原保育園のこと
公的保育を守る練馬連絡会の総会にオブザーバーとして出席させていただきました。
これまでの会の歩みや閉園の問題で揺れている区立谷原保育園の経緯などについても改めて考えさせられました。
区立保育園が民間に委託されるようになった頃からずっと会の活動は続いており、保育環境や仕組みの改善に意見を出し続け、「地域の保育の質」を保ってきてくれていたんだなぁ、と感謝。(私も子どもたちの送迎で2つの区立保育園をハシゴしていた頃を思い出します。。)
◯谷原保育園の閉園の問題では、閉園へのプロセスについて納得いかない保護者や区民から12,568筆(前回11,839筆・計24,407筆)もの署名が集まっているとのこと。
◯ずっと要望していたが開催されなかった「全体」説明会は、昨年12月20日にようやく開催されたものの、納得のいく説明ではなかったとのことです。
文教・児童青少年委員会を傍聴していた際、保護者の代弁として他の議員の「全体説明会を実施すべき」と言う意見に対し、「全体説明会は開催する予定はない」という答弁は本当に理不尽に聞こえ、「頑なになっていないで、開催すればいいのに!」と思いながら聞いていました。
そして今回、多くの声に、区は重い腰を上げ、全体説明会の実施となったようですが、少しでも歩み寄れるものではなかったことは残念です。
前川区長のいう「区民の参加と協働が不可欠な区政」を本当におこなっていくのなら、たくさんの声をないがしろにせず、区の進め方もより柔軟に、良く変わっていく、という姿勢をもっと見せてほしいし、議会でも求めていきたいと思います。