「福島第一原発災害をかたりつぐ」に参加

「福島第一原発災害をかたりつぐ〜ふくしまの声をあなたへ〜」に参加しました。語りべのお二人の下のお子さんは、うちの子どもたちとも同じ年頃。原発から25キロのところに住む語り部の高村さん。あの時、保育園に向かい、何を思ったか。遠くへ避難するか。福島に残るか。あの選択でよかったのか。ずっとずっと問い続けているという。リアルな声を聞くと、自分の胸への響き方が違ってくる。より自分事に近づけて考えられるように思う。やっぱり生の声で、想いを伝えていくのは大事!と実感しました。

原発で「想定外」が起こると、何気ない幸せな日常が一瞬で当たり前でなくなる。

自然災害は止められなけれど、原発はどうにかして止められる術を、私たちは持っている。地震の多いこの日本で原発は止めるべき。改めてそう発信し続け、動いていこうと思いました。

 

<印象に残った言葉>

○被害者と言ってもひとくくりにしないでください。一人ひとりのそれぞれの人生があります。

○保養プロジェクトについて。福島の子たちが(福島の外へ)出るときに「自分たちを想ってくれる大人がいる」とわかっているということは、その背中をそっと押し、一歩を踏み出す力になります。

この会を主催している「NPO法人福島こども保養プロジェクト@練馬」のみなさなんは、3.11の原発事故の後、毎年のように子どもたちの保養先としてキャンプを開催し、受け入れています。長年の支援活動が生み出す力。「被災者の方の一歩を支える力」の存在に、行き当たりばったりではない、本当の支援ってこういうことなんだなあ。と感じたのでした。

写真は手づくりの七宝焼き。↓売り上げは活動資金になるとのこと。さっそくつけます♪