2025年度下半期の練馬の学校給食のお米は!?

新米のおいしい季節になりました♪

2025年度下半期の練馬区の学校給食のお米は

◯ひとめぼれ(宮城県産・岩手県産)

◯萌えみのり(宮城県産)

です!そして、現在、物価高騰対策として区から各学校に現物支給しているのは、「ひとめぼれ(岩手県産)」です。

お米が支給されている間はその分、食材費はお米以外のものに使えます。東京の小中学校の学校給食の食材は「東米商(東京都米穀小売商業組合・練馬区は練馬支部)」と「学校給食会」で調達しています。その他、栄養士さんの繋がりなどで「うちは独自で購入します」という学校は現在はありませんが、それ以外は全てこちらのお米になるとのこと。

今回、保護者の方から「今年から出回っているあきたこまちRは学校給食に使われているのか」との問い合わせがあったので担当課に確認しました。

(「あきたこまちR」について:先祖の品種「コシヒカリ環1号」に放射線を照射して品種改良した「カドミウム低吸収性品種」として

2025年度から秋田県では全面的にあきたこまちをあきたこまちRに切り替えています。生産者はこれまでの従来のあきたこまちを生産するには自家採種か県外から種を購入しなければならず、また表示義務がないことから消費者の「選ぶ権利・知る権利」についてどうなのか。などの議論があります。)

東米商と学校給食会ではこれまであきたこまちRについての議論は特になく、今回は確保できる量や価格等の関係でこの二種類になったとのことでした。来年2026年5月頃まではこちらのお米でいくそうです。

練馬区の給食では遺伝子組み換え食品は給食で使わない方針になっています。

あきたこまちRは秋田県の公式見解では「遺伝子操作したものではない」としていますが、議論がわかれている現状もあります。

生活者ネットワークは立ち上げ当初から「生命の基本である食の安全を守る」ことを理念の一つにかかげ、不安を抱く市民の方たちとともに「学校給食に遺伝子組み換え食品を使わない」「ゲノム編集食品の表示義務を求める」などの活動を続けてきました。
お米についても今後の動きを注視していきます。