新区長になって、施策の方向が変わったところは?

今回の定例区議会は、吉田新区長になって、初めての区議会でした。

各会派から順に一般質問があり、それに区長や理事者(担当の職員)が答える、という形なので、答弁内容によって区の考えの変化がわかります。

生活者ネットワークは今回一般質問を行いませんでしたが、他会派への答弁からも「これまでの区政との違い」を感じたことを以下に挙げます。

新吉田区長の基本的な考え方は「区長の所信表明」参照

「これまでの練馬区政と変わってきている!!」と私が実感したのは、

区長への質問に対し、「区長」が自らお答えしている!!ということです。しかもこれまでよりも倍以上の時間をかけて。

会派など関係なく、議員一人ひとりに分け隔てなくお答えしていただけているな、と感じました。(当たり前のことのようだけど、今までは明らかな「差」がありました。)これだけでも区議会の様子が違ってきたと感じます。

また、具体的な施策で

<これまでの区政と方向性(回答)が変わったもの>

①美術館・貫井図書館→白紙に戻す。現在あるものを有効に活用する。現況調査を実施し、老朽化等に対応していく。

②稲荷山公園→計画については一旦立ち止まり、再検討し、意見を聞いていく。

③都市計画道路→補助135号線232号線については交通量調査の実施、現道拡幅の可能性の検証ついて職員に実施するよう指示。検証結果、地域の状況や経緯、意見など総合的に勘案し、改めて事業の方向性を示し住民から意見を伺う。

④パートナーシップ条例に対する考え方→これまで区は制度導入に対し「都の制度と二重になり、受けられる区民サービスに違いはない」としてきたが、私は当事者の安心感や区民理解の増進になると考えている。制度の導入は国の動向を注視しながら今後対応していく。

⑤子どもの権利条例制定についての考え方→条約の理念を実現する取り組みについて検討していく。(今までは「条例制定の考えはない」だった)

⑥適正配置第二次実施計画による学校統廃合(豊渓中学校について)

住民との話し合いが不十分だったと受け止めている。一旦立ち止まり各校の課題や現状を整理した上で地域の方々の声をお聞きし、検討したい。

⑦アニメ施策に対する考え方→アニメは区の強みであり取り組みを強化していくべき分野であると認識。今後は民間企業との連携を強化する。

⑧ふるさと納税→区民サービスの安定的な提供と練馬の魅力を発信する観点から、あらゆる選択肢を排除せず減収への実効的な対策を検討する。

⑨今年度末で廃園予定だった「区立谷原保育園」→6年ぶりに待機児童が生じたことを踏まえ、一定期間の活用を検討する。

など。

今回の答弁からは、「まず立ち止まって見直す」「区民の声を聞く」という吉田新区長の姿勢がしっかりと受け取れました。

もちろん、答弁だけで評価することはできません。

実際にどのような政策として形になっていくのか、区政をチェックする立場として引き続き注視していきます。