まちの縁側を続けて10年 ー営業を終えても想いは受け継ぎー

10年前、歳を重ねても、障がいがあっても、自分らしく暮らしていきたい。そんな願いから生まれた、まさに「まちの縁がわ」という言葉がぴったりな「楽多舎」さんが9月いっぱいでお別れ(営業終了)です。

今年5月、地域の仲間たちで完成させた「練馬市民版地域福祉計画」では、だれもが自分らしく暮らせるまちを目指して、自転車でいける範囲に一つくらい(の、まちのあちこちに!)居場所があるまちを目指そう!と策定したばかり。そんな中、ひとつのステキな「居場所」がなくなってしまうのはさびしい。

楽多舎メンバーの皆さんの中には、今後、自宅などそれぞれの場所で新たな活動をされる方も。それにしても、「居場所」という言葉が世の中に浸透してきているこの頃だけど、10年以上前に、すでに必要性を明確にし、立ち上げ、運営されてきたセンパイ方、本当にすごいです!おいしいランチとあたたかい時間をありがとうございました。その想いを、引き継いでいきたいです。

楽多舎さんのような、本当にまち縁側のような「居場所」が練馬にあちこちにできるよう、まちづくりに関する法の整備や運営のサポートも必要です。